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DJ’s interview | DJ MASTERKEY × DJ TAIMAN

Sureeに関わるDJ・アーティストへのインタビュー企画『DJ's interview』
今回は「SUNDAY SHUFFLE」「BLOW POP」「SHUFFLE TRAIN」とSureeでは3つのパーティにレギュラーとして参加してくれているHIPHOPレジェンド、DJ MASTERKEYとSureeオーナーDJ TAIMANこと渋川との対談形式でお届けます!




時代の変化と、これから
『色々聴いてきたうえでね、どうやって音楽をかけていくのかっていうのがDJだから。』



改めてですが、マスターキーさんの関わっているレギュラーパーティが3つあって。それぞれ特徴を教えて下さい。
M:
イベントごとに少し方向性を分けてる。

渋:
『SUNDAY SHUFFLE』はこれまで話してきたような、日曜の夕方に気軽に遊びに来てもらえるよな場所っていう感じ。

『BLOW POP』は、若者世代に触れてほしいっていうのが強くて、それで新譜中心のパーティ。今の若い世代のかける新譜と、マスターさんのかける新譜とってどう違うの?っていうのを感じてほしいというか。

『SHUFFLE TRAIN』はToshiyuki GotoさんとのコラボでHIPHOPとHOUSEのクロスオーバーという視点だから、また違った一面が見てもらえるといいかな。



マスターキーさんから見て、最近の若い世代の印象はどうでしょうか?
M:
いやでも人気あるからね、RAPとか。時代がそういう風に変わってきてるし、盛り上がってる雰囲気はあると思うけど。

でもやっぱりクラブ人口が少ないというか、ライブは人気あってもクラブはそんなに、というとこもあってそれはクラブ業界でも共通認識なんじゃないかな。
それで手を変え品を変え、我々は提案していくって感じだよね。



若い世代からのリアクションはありますか?
渋:
意外と、俺が狙った感じとはまた違った反応があるところがあるかな。
俺らは俺らで「これぞHIPHOP」って固定観念もあったりするんだけど、違うジャンルと組み合わさってみると、
「いかにも」っていう見せ方というよりもマスターさんが崩した瞬間にすごく反応がある印象。



「崩した瞬間」というのは?
渋:
他のジャンルと掛けあわせたときに、
「そこでHIPHOPに持っていくんだ!」とか「HIPHOPの人がこんな曲かけるんだ!」っていう部分かな。
いろいろなところが交わり合ったところに反応があるから、面白いなと思う。可能性も生まれるというか。

B-BOYだけに見てほしいってわけじゃない、というのもそういうことかな。



マスターキーさんの新しい一面を再発見する、というようなこともありますか?
渋:
もちろん。
新しい一面、というより、スタイルは変わらないんだよね。もともと音楽の幅が広い人だし。HIPHOPに限らずで違うジャンルに「マスター節」みたいなのをぶつけたときにでてくる面白さって感じかな。

M:
俺はやっぱりHIPHOP以外の音楽を聴かなきゃいけないって思っているタイプだから。
聴いてきたうえでね、どうやって音楽をかけていくのかっていうのがDJだから。

いいんだけどね、若いうちは。
その役割をね、俺みたいなのがやっていかなきゃいけないなというのも思うし。
お題を出されたときに、そういうのをこなしていくっていうかね。
 
人と同じことをやらずにどうやっていくかってことが、そのうち課題になってくると思うからさ。
好きなやつは結局いろいろ追っかけてると思う。

渋:
今考えると、俺もモロB-BOYというか本当に好きな音楽だけ聴いてた時期ってそんなに長くなくて、そこから広がっていった時期の方が結局長くなるかな。

M:
今はラジオ聴いてるやつもあんまりいないし、自分の好きな音楽以外にはなかなか触れるきっかけが無いよね。
自分の中のランキングってのもあると思うけど、世の中のランキングってのもあるからね。やっぱその辺は知っておいた方がいいよね。

渋:
知った上で。

M:
知ったフリしろ、じゃないからね。



dj masterkey x dj taiman


新しい世代に刺激を
『固定観念を無くしちゃった方がいいんだよ。それは常に思ってる。』



Sureeのパーティをきっかけに、新しい世代に刺激を与えられたら嬉しいですね。
渋:
こないだマスターさんの制作した音源を聞かせてもらったとき、イマドキな音色でも昔ながらの作りもあったりとか、やっぱりそういう世代を超えた現場の関わりの中で生まれて来たものがあるんじゃないかな?って感じる部分もあるし。

それでそんなトラックで若いR&Bのシンガーの子が歌ったりとか、
Sureeで世代を超えたコミュニティができながら、そういうことに影響するものがあれば嬉しいかな。

M:
固定観念を無くしちゃった方がいいんだよ。それは常に思ってる。
日本人はね、固定観念を持ちすぎだよね。

音に対してもそうだけど、
人に対してもね、心を開いていった方がいいよね。



本日は貴重なお話ありがとうございました!最後に一言ありましたら。
M:
Sureeに遊びに来い!ってことだな!

DJ's Profile





DJ MASTERKEY

高校時代に出会ったhiphopに影響をうけDJに興味を持つ。その後、Houseなどの4つ打ちミュージックに出会い、東京や大阪の数々の箱に足を運び音にはまって行く。音楽で人を前向きにできたらと、表現の一つとしてレコードに出会う。Vinylでの難しさ楽しさに惹かれ、cafeやBARでDJをした事をきっかけに2018年よりDJ活動をマイペースに始動。現在はhousemusicを軸に、アグレッシブな音から繊細な音までをVinyl DJにて、渋谷を中心にcafe、Bar、Clubで活動中。今も、ジャンルという壁を越えて音楽を吸収し続けている。

BUDDHA BRANDのDJとして活動後、自身のソロ作品を発表、渋谷のクラブHARLEMのDJとしてイベント「DADDY'S HOUSE」を主催。また、他アーティストのリミックス・プロデュースも手がける。

1988年
渡米し、ニューヨークのクラブでDJ活動をする傍ら、DEV LARGE、NIPPS、CQと共にBUDDHA BRANDを結成。1995年に日本に帰国。
2001年
自身のプロダクション&レコードレーベル「THE LIFE ENTERTAINMENT」を東京都目黒区に設立。
2003年冬
自身のニックネームと同名のアパレルブランド「ROCKSMITH」を設立。
2005年
「ROCKSMITH」のデザインをニューヨークの「kiloインターナショナル」と共同で行うようになる。

■DADDY'S HOUSE SHOW
https://www.youtube.com/channel/UCWEzljIFAKql53OUFq-HjJQ
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